はじめに

先日、Google Cloud Platformの無料枠のAlways FreeLiteSpeedQUIC.cloudを使ってHTTP/3対応のWordPressを無料で構築したので、その手順を備忘録として記録しておきます。

GCPの無料枠とは

Google Cloud Platformでは、ある制限の下であれば、無料でリソースを使用でき、サーバーを構築することができます。

LiteSpeedとは

LiteSpeedは、Apacheの設定ファイルと互換性があり、nginxと同等以上の速度で動作する次世代のWebサーバです。

最近シェアを伸ばしてきているらしいです。

QUIC.cloudとは

QUIC.cloudは、LiteSpeed Technologies Inc. が提供する、HTTP/3に対応した無料で使えるCDNサービスです。

WordPressサーバーを立てる

GCPのMartketplaceに、LiteSpeedで動くWordPressのソリューションが用意されているので、それを使います。

リンク先に移動し、COMPUTE ENGINE上で起動をクリックしてください。

Zoneをにus-west1-aし、Machine typeがmicroになっていることを確認し、Boot disk size in GBを30にしてください。

そして、デプロイをクリックしてください。

サーバーの設定

SSHをクリックしてください。

サイトのドメインを聞かれるので、ルートドメイン以外のドメインを入力してください。

ドメインを持っていない場合は、freenomで無料で取得することができます。

Let’s encryptの証明書を発行するか聞かれますが、Noを選択してください。

To visit your apps by domain instead of IP, please enter a valid domain.
If you don't have one yet, you may cancel this process by pressing CTRL+C and continuing to SSH.
This prompt will open again the next time you log in, and will continue to do so until you finish the setup.
Please make sure the domain's DNS record has been properly pointed to this server.

(If you are using top level (root) domain, please include it with www. so both www and root domain will be added)
(ex. www.domain.com or sub.domain.com). Do not include http/s.

Your domain: www.itok01.com
The domain you put is: www.itok01.com
Please verify it is correct. [y/N] y

Domain has been added into OpenLiteSpeed listener.

Do you wish to issue a Let's encrypt certificate for this domain? [y/N]n

Enjoy your accelarated OpenLiteSpeed server.
Do you wish to update the system now? This will update the web server as well. [Y/n]? y
Update Starting...
#######################   (100%)
Update complete
Your system is up to date

SWAPメモリの作成

GCPの無料枠のサーバーはメモリが少ないので、SWAPでメモリを補強します。

~$ sudo fallocate -l 8g /mnt/8GiB.swap
~$ sudo chmod 600 /mnt/8GiB.swap 
~$ sudo mkswap /mnt/8GiB.swap 
~$ sudo swapon /mnt/8GiB.swap
~$ echo '/mnt/8GiB.swap swap swap defaults 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab

IPの固定

GCPから外部IPアドレスの管理画面に移動してください。

IPを静的にしてください。

ドメインの設定

先程設定したドメインのAレコードにサーバーのIPを設定してください。

WordPressのインストールと設定

サーバーのIP(ドメインではない)にアクセスすると、WordPressのインストール画面が表示されるので、指示に従ってください。

インストールが完了するとWordPressの管理画面が表示されるので、設定から、WordPressアドレスとサイトアドレスをhttps://ドメインに設定して、変更を保存をクリックしてください。

QUIC.cloudの設定

QUIC.cloudのアカウントを作成し、Add Domainを選択し、ドメインを入力してください。

Server IPが正しいことを確認します。

CDNサーバーのドメインが表示されます。

サーバーのドメインのAレコードを削除し、CDNサーバーのドメインをCNAMEレコードに設定します。

CNAMEレコードがVerify(確認)されたら、Frontend Force HTTPSとEnable QUIC BackendをONにします。

HTTP/3の接続テスト

http3check.netに移動し、サイトのドメインを入力してSEARCHをクリックしてください。

HTTP/3 is supportedと表示されれば完了です。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。まだ、HTTP/3の恩恵を受けるには時期が早いと思いますが、対応して損はしないと思います。


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