本名に絵文字を含むのは法律的にオッケーなのか調べてみた

ネタ

はじめに

そろそろUnicode 13.0がリリースされますね。

Unicode 13.0では、新たに追加される顔の絵文字が2つ🥲(涙付き笑顔)と🥸(変装した顔)の2つしかなく、少し残念です。

個人的にはイヤホンやヘッドホンを付けている顔の絵文字や、寝不足の顔の絵文字(目の下にくまがある感じ)がほしいです。

Unicode 13.0で新たに追加される絵文字は下のリンク先から確認できます。

Unicode 13.0 Emoji List

ところで、絵文字を名前に含みたいと思った人はいないでしょうか?

こんなに魅力的な絵文字が増えてきたので、そう思っている人は少なくはないと思います。

そこで、本稿では本名に絵文字を含むことはできるのか調べてみました。

日本で本名に絵文字を含むことはできるのか?

まず、名前に関する法律を、e-Govというオンラインで法令を確認できるサイトで確認してみました。

電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
e-Govは、各府省がインターネットを通じて提供する行政情報の総合的な検索・案内サービスの提供、各府省に対するオンライン申請・届出等の手続の窓口サービスの提供を行う行政のポータルサイトです。

すると、以下の名前に関する法律を見つけました。

第五十条 子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。
○2 常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める。

戸籍法

常用平易な文字とは、以下の通りらしいです。

戸籍法施行規則(抄)
(昭和22年12月29日司法省令第94号 最終改正:平成28年3月22日 法務省令第9号)

戸籍法施行規則を,次のように定める。
第六十条 戸籍法施行規則第五十条第二項の常用平易な文字は,次に掲げるものとする。

一 常用漢字表(平成二十二年内閣告示第二号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては,括弧の外のものに限る。)

二 別表第二に掲げる漢字

三 片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)

子の名に用いることのできる文字等について

一では、絵文字はそもそも漢字ではないので、当てはまりません。

二でも、絵文字は漢字ではないので当てはまりません。

三では、絵文字は片仮名でも平仮名でもないので当てはまりません。

つまり、戸籍法第五十条により、日本で子供に絵文字を含む名前をつけることは禁止されています。

しかし、禁じられているのは子供の名前に絵文字を含むことです。

日本では、以下の法律により名前を変更することが許されています。

第百七条の二 正当な事由によつて名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届け出なければならない。

戸籍法

戸籍法第百七条の二では、名前の文字については言及されていません。

正当な事由とは、以下のものらしいです。

 正当な事由とは,名の変更をしないとその人の社会生活において支障を来す場合をいい,単なる個人的趣味,感情,信仰上の希望等のみでは足りないとされています。

名の変更許可 | 裁判所

つまり、名前に絵文字を含まなければ社会生活において支障を来す場合にのみ、出生児を除く人が名前に絵文字を含むことが許されるはずです。(要検証)

名前の変更の申立ては800円と少額でできるらしいので、名前に絵文字がなくて困っている人は名前の変更の申立てをしてみましょう。

海外ではどうなのか?

なんと、海外では既に名前に絵文字を含んでいる人がいるらしいです。

アメリカ合衆国のカルフォルニア州で、「😍😍😍」という女の子が誕生したらしいです。

Newborn becomes first baby to be named an emoji: 😍😍😍
California newborn becomes first baby to be named an emoji: Her first name is “😍😍😍”. The United States is among the lightest of the naming laws

しかし、これはジョークニュースサイトの偽のニュースです。ごめんなさい。

海外でも名前に絵文字が含まれている人はいないようですね。

さいごに

子供には子供自身が嫌と思わないような名前をつけてあげましょう。

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